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なんらかの事情があって出産できないこともあるでしょう。しかし、稀ではあるのですが、中絶手術が受けられないこともゼロではないため注意が必要です。ここでは中絶手術が受けられないケースについて紹介していくので、ぜひ一度目を通してみてください。
「中絶手術ができない!」と聞くと、不安になってしまう方もいるはずです。しかし、基本的には中絶手術が受けられないケースはほとんどありません。もちろん母体を守るために、妊娠周期によって中絶手術ができないこともあるので、早めに決断することが大切になってきます。
また中絶手術自体はリスクも伴うものでもあります。望まない妊娠によって安易に中絶手術をしなくても済むように、しっかりと避妊することも大切です。それでも妊娠をしてしまった時は、早めに専門家に相談するようにしましょう。
望まない妊娠による中絶手術は、厳格に法律で定められています。妊娠22週以降だと中絶手術は禁止されており、万が一、中絶手術を行えば「堕胎罪」として罰せられる可能性が高いです。
そのため、産婦人科で妊娠22週以降の中絶手術を行うことはできません。また薬剤などを使用し、故意に母体が堕胎させようとした場合にも堕胎罪が適用されてしまうので注意してください。このように時期を逃してしまわないためにも、臨んでいない妊娠をした場合には、早めに産婦人科に相談することが大切なのです。
人によっては妊娠1~4週目でも妊娠に気が付くこともあるでしょう。しかし、あまりにも早い段階だと中絶手術を受けることができません。それは胎児が小さすぎるため取り出すことができない、まだ女性の身体が子宮口を開いた状態で中絶できないからです。
そのため、中絶手術は妊娠5週目以降で行うようになります。少しでも早い段階で中絶したいのなら、妊娠が発覚した時点で一度診察を受け、担当医の指示に従うようにしましょう。適切な中絶手術の時期などを検討してくれるはずです。
帝王切開を行ったことがある場合、中絶手術のリスクが高まります。中絶手術によって子宮が破裂することもあり、最悪の場合、生命を脅かすこともあるでしょう。そのため中絶手術を行ったケースだと、妊娠12週以降の中絶手術を拒否するクリニックも多くあるので注意してください。
ただし、必ずしも帝王切開をしたからと言って、中絶手術が出来ない訳ではありません。クリニックによっては中絶手術を受けられることもあり、対応はクリニックによって様々です。安全に手術が行えるように、入院などの対処を取るケースも。適切な対応ができるように、帝王切開を隠すようなことは絶対にやめてください。母体へのリスクが高まり、取り返しのつかないこともあるので、事前に包み隠さず伝えるようにしましょう。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
引用元:聖マリアクリニックHP
https://stmc-a.com/
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