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中絶手術を行う方の中には、普段からお酒を愉しまれる方もいるでしょう。また断れない飲み会などがあることも。今回は、中絶手術後の飲酒・アルコールとの付き合い方について紹介していきます。
飲酒による体への影響は否定できないため、手術当日は絶対に控えた方が良いでしょう。
普段からお酒を飲まないという方でも、仕事上の付き合いなどでお酒の場に参加しなければいけないこともあるでしょう。中絶した事実をオープンにしたくはないこと多いこともあって、飲酒を断ることが難しいこともあるかと思います。
中絶手術後の飲酒については医師によっても見解が異なり、明確にいつのタイミングで許可されるのか一概には言えません。WHOや日本産婦人科学会なども飲酒のタイミングについての提示もないため、産婦人科それぞれの考え方によって判断されるのが一般的です。翌日以降の飲酒に関しては、病院やクリニックによって考え方が異なるため、医師に確認をしてみましょう。
中絶手術と飲酒がどのような理由で影響を及ぼすのか、飲酒がNGな理由についてまとめています。
飲酒は体の血流をアップさせる作用があります。中絶手術を行うと出血が起きるため、飲酒で出血量が増えてしまう恐れがあるでしょう。また出血量が増えれば、痛みもアップし、生理痛のような痛みを強く感じることもあるので注意してください。
アルコールは肝臓によって分解されますが、薬も同様に肝臓で分解されてしまいます。そのためアルコールを服用してしまえば、肝臓はオーバーワークになってしまい、薬が上手に代謝されないリスクが高まるのです。
中絶手術による感染症を予防するために抗生物質などの薬が処方されることもあります。抗生物質は、飲酒によって効果が薄らいだり、副作用が起こることもあるため、抗生物質服用中は飲酒できません。また抗生物質の影響で、アルコールの分解が十分に行えずに酔いやすくなる、ひどい二日酔いになるなどの症状もあるので、絶対にやめておきましょう。
薬を服用中に飲酒が断れない場合には、服薬後3時間以上は時間を空けるようにしましょう。また前もって中絶手術後に飲酒のことが分かっているのなら、必ず医師や薬剤師さんに相談してください。そうすることで何らかの指示を仰ぐことができ、安心して飲み会に参加できるようになります。
中絶手術後の飲酒は、普段よりも酔いやすい可能性が高いです。普段はお酒が強いと思っている方であっても、手術後の身体は想像している以上に弱っていることもあり、思った以上に酔ってしまうことも。そのため付き合い程度の数杯にしておいてください。またアルコール度数も低い方が無難です。
少しでも体調に不安がある場合は、ちゃんと理由をつけて断るようにしましょう。予定がある・体調がすぐれないなどの理由を適当に伝え、飲み会の席を断ってみてください。数回断る程度なら、イヤな顔をする方もほとんどいないはずです。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
引用元:聖マリアクリニックHP
https://stmc-a.com/
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