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中絶手術は身体的に負担への負担だけでなく、メンタルにも大きなストレスがかかってしまうもの。少しでも負担を軽くするために、中絶手術当日の過ごし方を知るだけでもひとつ不安の解消になるかと思います。ここでは当日過ごすための注意点をまとめているので、参考になれば幸いです。
皆さんが考えているように中絶の手術は簡単な手術という訳ではなく、妊娠周期に関わらず、エコーなどで妊娠の状態をしっかりと確認する必要があります。また同意書も必要になってくるため、初診当日に中絶手術を行うことはありません。さらに中絶手術は、やむを得ない事情がなければ全額自己負担になってしまうため、経済的にも負担が大きくなってしまいます。安全かつ安心して手術を行うためにも、しっかりとした事前準備が必要になってくるのです。
だからこそ、中絶手術をするかどうか一人で悩んでしまう方もいるでしょう。しかし、妊娠周期が22週を過ぎてしまうと、中絶手術が行えなくなってしまいます。妊娠周期が長くなってしまえば、身体・メンタルにも負担が大きくなるものです。中絶手術を行うかどうかに関わらず、一人で悩み過ぎる前に早めに産婦人科を受診し、身体の状態を診てもらうことが大切です。
食事の前に飲食をしてしまえば、麻酔に影響を及ぼし、嘔吐などの症状をきたすことがあります。中絶手術も中止になってしまい、身体に負担をかけてしまうでしょう。そのため手術を行う8~12時間前から、食事・水分を控えるようにしてください。
病院やクリニックによっても絶飲食をスタートさせるタイミングは異なるので、必ず病院・クリニックの指示に従って食事や水分を摂るようにしましょう。
中絶手術を受けるにあたって、必ず必要な書類があります。忘れてしまえば当日の手術が受けられないこともあるので、事前に用意しておくことが大切です。手術を受ける病院やクリニックによっても異なりますが、同意書や費用、術後の水分などが必要になるので、重要な書類などはまとめてカバンなどに入れておきましょう。また入院をする場合は、着替え・洗面用具・化粧品などを忘れずに準備してください。
コンタクトは手術を行う際、必ず外さなければなりません。そのため眼鏡で受診したほうが当時はスムーズに手術に移れます。コンタクトで来院する場合には、コンタクトの収納ケースや眼鏡を忘れずに持参するようにしましょう。
中絶手術を行う場合は、ノーメイクが基本です。化粧をしてしまうと顔色が分かりにくくなり、医師・看護師が体調を把握しにくくなります。またネイルをすると酸素を測る機器を装着できないこともあるので、ネイルも控えておきましょう。また、つい忘れがちなのが服装。手術後は吐き気やめまいなどの症状が起こるケースもあるので、締めつけるような服装や高いハイヒールは避けてください。ゆったりとした服装で安定して歩ける格好がベストです。
中絶手術のあと、吐き気やめまい、発熱、ふらつきなどの症状を呈する方も多く、一人で帰宅するのは避ける方がいいでしょう。とくに自分で運転を行うと、交通事故に繋がりかねませんので、運転は控えてください。誰かに送迎を依頼する、もしくはタクシーなどを活用することが大切です。
手術は体に大きな負荷になっているため、それ以上に余計な負荷をかけないように心がけてください。運動だけでなく、飲酒や喫煙、香辛料が多く含まれる食事などは医師から許可されるまで避けておきましょう。また性行為も同様に、必ず医師の指示を仰ぐことが大切です。仕事などは人によっては手術を行った翌日から出来ますが、無理は禁物。身体を十分に休めるようにしてくださいね。
手術によって異なりますが、基本的に入浴はできません。場合によってはシャワーもできないため、必ず手術前日に済ませておいてください。医師から許可がでるまで入浴は控えるようにしましょう。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
24時間対応のWEB予約・電話予約(自動音声システム)があるので、好きなタイミングで人と話すことなく予約が取れます。土日も19時まで診療を実施。
※最寄駅から徒歩5分未満の病院を「駅チカ」と表示しています。