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中絶手術を考える際、費用の問題を悩んでしまう人もいるでしょう。この記事では中絶手術で保険適用ができるケースと、自費になるケースについて解説していきます。
中絶手術は基本的に保険適用になりません。そのため手術や検査にかかる費用を全て自費で支払う必要がありますが、保険適用になるケースもあります。
基本的に経済的などの理由では、望まない妊娠に関しては保険が適応できません。そのため妊娠初期の中絶なら10万円~20万円程度、妊娠中期の中絶なら30万円~50万円程度の費用がかかってしまうでしょう。さらに中期の中絶の場合には、胎児の埋葬費用が掛かってしまいます。そのため、可能なら早めに中絶手術を検討したほうが良いでしょう。
※参照元:マネープランニング(https://www.holos.jp/media/chuzetu.php)
妊娠中期の中絶手術の場合、健康保険に加入するなど要件さえ満たせば「出産一時金」を受け取れる可能性があります。出産一時金とは、世帯主に対し42万円支払われ、直接支払制度と受取代理制度を選択することが可能です。どちらを選んでも、自分自身に直接支払われるわけではなく、基本的に医療機関に直接お金が支払われます。その制度を利用できれば、妊娠中期の中絶費用を抑えることができるでしょう。
レイプなどの性被害による妊娠の中絶手術をサポートするために「性犯罪被害者への医療費に係る公費負担制度」があります。その制度を利用するためには警察への申告と証明書が必要になるため、一度性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談しましょう。中絶手術など様々な相談に乗ってくれます。
保険が適用にならなくても、中絶手術を行う場合には保険証を持参したほうが良いでしょう。それは妊娠中期の中絶で、出産育児一時金の申請をするためには保険証の提示が必要だからです。また妊娠初期であっても本人確認のためや、検査時に保険適用できる疾患があった際は、状況次第で保険が適用になることもあるでしょう。
妊娠周期が長くなればなるほど、身体への負担が大きくなってしまいます。そのため費用面で悩んでいる間に、リスクは高まってしまうでしょう。クリニックによってはカードやローンなどが使えるところもあるため、まずは相談することが大切です。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
24時間対応のWEB予約・電話予約(自動音声システム)があるので、好きなタイミングで人と話すことなく予約が取れます。土日も19時まで診療を実施。
※最寄駅から徒歩5分未満の病院を「駅チカ」と表示しています。