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中絶手術を受ける際の問診票には、既往歴や中絶手術経験の有無、帝王切開の有無などを記載する必要があります。なかにはプライベートなことなので隠したいという心理が働くこともあるかもしれません。問診表にはセンシティブな質問や「なぜこんな事を聞くの?」といった内容も。
このページでは、問診票の質問の意図や嘘をついてしまった際のリスクについて解説します。
中絶手術を成功させるための大事な質問だけが載っています。一般的な問診票の内容は次の通りです。
問診票の質問はデリケートな内容ばかりで、とくに中絶手術の回数などは答えたくない方も多いでしょう。過去の辛い経験から、つい問診票に嘘を記入してしまうこともあるようです。
中絶の回数などは、専門の医師が診察をしても判断することはできません。本人の自己申告がすべてです。嘘がすぐにはばれないかもしれませんが、中絶手術のリスクを高めてしまいます。
中絶手術は子宮壁を削るので、子宮壁が薄くなることがあります。手術の有無・回数は、子宮の状態を正しく把握するために欠かせない事項なのです。手術で使用する器具のサイズや診察方法の判断材料にもなります。
1~2回程度の初期中絶歴は、その後の妊娠に重大な影響を及ぼす可能性はほとんどありません。とはいえ、医師が母体の状態を把握することは非常に重要です。
例えば中絶手術を何度も行うと、子宮内膜はその都度削られて薄くなります。受精卵が着床しにくい状態になることも。また中絶手術によって子宮口を無理やり広げる処置を繰り返し行うことで、子宮頸管無力症となる可能性も。
出産の際に、事前に中絶経験や回数が確認できていないと、いきなり子宮口が開いて破水してしまい、最悪の場合は死産になることも想定されます。正確な中絶回数の情報を医師が把握することで、そういったリスクを想定した処置が可能となります。
問診票は、手術のリスクを最小限に抑えるために重要です。問診票に嘘を記載すれば、手術時のリスクを高めてしまい、最悪の状態に陥る可能性もあるでしょう。問診票には必要な質問ばかりだと理解して、包み隠さず事実を記載するようにしましょう。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
引用元:聖マリアクリニックHP
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