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未成年で妊娠したかも…と考えるだけでも不安ですよね。親にもバレずに中絶手術を受けたいと考えることもあるでしょう。そこで今回は未成年で中絶手術を受ける際の注意点について分かりやすく説明していきます。
未成年でも中絶手術を受けることはできます。ただ原則として、同意書を用意する必要があるでしょう。
同意書とは妊娠の確認をした本人、パートナーの両名が中絶手術に対して同意した書類のことで、署名・捺印が必要です。また未成年なら、年齢次第で親または保護者の同意が必要なケースもあり、保護者に黙ったまま中絶手術を受けるのは非常に難しくなります。またパートナーが分からない、レイプによる妊娠などのケースでは、パートナーの同意は必ずしも必要になりません。パートナーの同意が難しい場合には、産婦人科に相談するようにしましょう。
母体保護法では本人とパートナーの同意があれば人工妊娠中絶ができると定めてあり、年齢に関する規定は定められていません。そのため法律法では、未成年者であっても本人とパートナーの同意さえあれば、親の同意がなくても中絶手術が受けられるでしょう。
しかし現実は、未成年の中絶手術を行う際に親の同意を求める産婦人科がほとんどです。それは手術後に親や保護者から訴えられる可能性があるため、万が一に備えて親の同意や付き添いを必要としています。
中絶手術は保険が適用にならないため、手術に関する費用をすべて自己負担する必要があります。
これらの費用を未成年が用意するのは、なかなかに難しいでしょう。そのため周囲に頼ることが出来なければ、一人で悩みを抱えてしまい、中絶手術を受けられない状態に陥ってしまうことも。妊娠が判明した時点で、できる限り早く周囲の人を頼ることが大切です。もし受けることを考えているのなら、少しでも早く周りを頼ることで精神的にも肉体的にも負担を抑えられるでしょう。
中絶手術は、まだ見ぬ小さな命を奪ってしまうことです。だからこそ精神面のストレスは想像できないほどでしょう。手術時だけでなく、そのあともストレスを抱えてしまい、思い悩んでしまうことも。だからこそ周囲の人のサポートが必要不可欠となり、苦しみや不安を理解し、寄り添ってくれる存在が大切なのです。
中絶手術は、妊娠22週未満までしか行えません。そのため悩んでいる間に中絶手術が行えるタイミングを逃してしまうこともあります。また妊娠中は思いもよらぬ身体の不調をきたすこともあり、早めに産婦人科での診察を受けることが大切です。あなたの身体のためにも、一人で悩みを抱えずに一度クリニックに連絡をしてみてくださいね。
横浜市内の中絶手術の相談がしやすい病院として2院紹介します。妊娠初期だけでなく中期まで対応していて、24時間電話で診察の予約ができる産婦人科です。
引用元:聖マリアクリニックHP
https://stmc-a.com/
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